![]() | 海猿 スタンダード・エディション 伊藤英明 佐藤秀峰 羽住英一郎 加藤あい ポニーキャニオン 2005-02-16 by G-Tools |
海上保安庁の潜水士を目指す、14人の若者の映画です。
こないだテレビでやっていて。もともと見たかった映画だし、即録画!
借りてきたシュリを見ながら、裏では海猿を撮っているという
なんとも贅沢な時間を過ごしました。
海の中って、キレイですよね。
実はわたし、ダイビングのライセンス持ってます。オープン・ウォーターの。
初級者用ですけど、水深18メートルまで潜れます。
わたしは取ってから数回しか潜ってないので、まだまだインストラクターの人の
お世話になりっぱなしです。しかもサイパンで、2日間という短期間で
取ってしまったために、あまり覚えていない。。。かなりキケンなダイバーです。
最初に海に潜ったときは、こんなに怖いものは無いと思いました。
普段生活していると鼻で息をすると思うんですけど、海の中では酸素は口から。
鼻は水が入らないようにマスクでふさがれてます。
だけど鼻で呼吸するって無意識的なものなので、
パニックになったら絶対鼻で息をしようとする、と思いません?
でも絶対に鼻から酸素は入ってこない。入ってくるのは海水だけ。
行き着く先は。。。?
また酸素ボンベの酸素って湿気が少なくて、長い間吸っていると喉が渇くんです。
だからって水が飲めるわけでもなく。咳き込むんです。これがね、かなり苦しい。
耳抜きが大事ってよく聞くと思いますけど、本当に耳抜きが出来ないと潜れません。
高速エレベータで一気に上まで行くと耳が痛くなる、あんなのは比じゃないくらい
耳の奥が圧迫されます。我慢できないくらい痛い!
なんて、わたしの恐怖体験をつらつら書いてますけど、
でも3次元の世界はかなり感動しますよ!!
自分の上にも下にも魚がいて。時には群れをなして泳いでたりします。
このあいだマンボウのいる場所を潜って、後ろから来たマンボウと目が合いました。
ギロッって見られて結構怖かった。。。冷や汗が出ました。
***
音も無くて、時間の感覚も無くて、重力も無くて。
聞こえてくるのは波の音と呼吸する音だけ。
ゆらゆらと波に揺られて、いつもとは違った時間の流れに身を委ねていると
ふと忘れていた何かを思い出す。
わたしにとって海の中は、そんなひとときでもあります。

