2008年09月13日

[book][★★★☆☆]帚木蓬生/閉鎖病棟

閉鎖病棟 (新潮文庫)閉鎖病棟 (新潮文庫)
著者:帚木 蓬生
販売元:新潮社
発売日:1997-05
おすすめ度:4.5
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帯で買いました。
もともと精神病患者の話には興味があることもありまして。

個人的には
そんなに感動するほどではなかったなぁ、と思っています。
精神病患者が、病院内で繰り広げるさまざまな事柄は
どこか現実感が伴わず、私の心には入ってきませんでした。

さまざまな人の中で生きてこその悩みだと思うんです。
自分と同じ境遇、自分と同じ心情の人たちの中では
なかなか目立たないもの。
それらを周りが受け入れられないか、本人が受け入れられないかで
集まった人たちが患者なのだとは思いますが。

もうずいぶんと前の話になります。
私の知り合いにも、精神を病んでいる人がいました。
およそ私には現実感のない世界が、隣で繰り広げられている。
そんなギャップに、衝撃を受けました。

それでも、懸命に生きていかなければいけない。
自分を受け入れ、事実を受け入れ、他人との違いに苦しみ、悩み。
だからこそ、正しい姿なんだと思います。
私自身も、そういうところあるし。うまく渡り歩いていけないし。
posted by gako at 08:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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