2008年07月06日

[book][★★★★☆]雫井脩介/犯人に告ぐ

犯人に告ぐ犯人に告ぐ
著者:雫井 脩介
販売元:双葉社
発売日:2004-07
おすすめ度:4.0
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かなり長編小説。
ハードカバーで読んだのですが、ページ数が多い上に1ページ2段だし。

最初は巻島管理官の世渡りっぷりに、正直嫌気がさしました。
人の命が関わっている事件なのに、名誉とか保身とか
なんでそんなもののために駆け引きする必要があるのか。
それがケイサツのすることか、と。
ケイサツという組織も、結局は俗世界と一緒なのね、という
当たり前といえば当たり前のことを、改めて感じました。

幼児誘拐殺害事件で失態を犯してからの6年間、
いったいどのような気持ちで過ごしてきたのでしょう?
おそらく津田長が傍にいてくれたから、巻島は
人でいられたのではないか?そう思います。
さりげなく気を使ってくれる存在。
物語の中には、そういう脇役って必ずいますよね。
そして劇場型捜査という、前代未聞の捜査劇の中で
適格な判断が取れていたのも、津田長のおかげ。

現実世界にも、きっといるし、
逆にそういう人を見つけられれば、きっと
何があっても人として間違った方向には進まずに済む。
そう、思っています。

わたしの選んだ人は、この先もずっとそんな存在で
い続けてくれるでしょうか?
posted by gako at 09:34| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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