
著者:木内 一裕
販売元:講談社
発売日:2007-10-16
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読み終えた最初は、銘苅という男のかっこよさに惹かれました。
が、思い返してみると、その行動の意味を問いたくなる。
人が何かをする時は、必ずそこに目的があると思います。
でも、人間の屑を守る目的は?仕事だから?
命を懸けて、少女を惨殺した殺人鬼を守ることに、何の意味があるのでしょう。
たしかに命懸けで何かをする人はかっこいいと思う。
だけど、それによって、銘苅自身が得たものは何だったのでしょうか。
男のロマン?
あ、誤解があるといけないんで。
フィクションとしてとても楽しめました!面白かったです。