2005年02月25日

〔book〕伊坂 幸太郎/グラスホッパー

グラスホッパー
伊坂 幸太郎
角川書店 2004-07-31


by G-Tools


なんとなく書店で目に付いて、なんとなく買いました。
予想以上に文中はとてもおもしろい!久々に
読むスピードより今後の展開への期待が大きくなり、
気づいたら何行も読み飛ばしていたということも
しばしばでした。

主人公は3人。
妻を車で引き逃げれ、復讐のために犯人のいる
会社に就職する「鈴木」
相手を自ら死にたい気持ちにさせる、自殺屋の「鯨」
依頼があれば誰であろうと惨殺する、殺し屋の「蝉」

そしてもう1人
鈴木の復讐相手を交差点で押し、車に引かせて殺害した
押し屋の「槿」

接点のなかったこの4人が次第に交わっていき、
最終的には対決する事になる。

描写がやたら細かくて、特に蝉が人を刺し殺す
ところなんか、自分がやられてるところを思わず
想像して鳥肌が立ったりしました。鯨の人を
自殺に追い込む心理描写とかもよく伝わってきました。

わたしとしては誰かを正義にしてその人に
肩入れしたいのに、全員が正義ではない。
かといって誰かがすごく強いわけでもなく、
もろく壊れやすいから絶対的な安心感も
得られない、という先の見えない不安と
期待が入り混じった状態で読んでました。

でも文中に比べ、ラストは意外にあっけなく。
主人公は強運の持ち主だったのね、というのが感想です。
正直期待はずれという印象があります。
ただこの人の作品はみんなこういうように、
接点のない人々が次第に接点を持っていく、
という内容のようなので別な本も
是非読んでみたいと思います♪
posted by gako at 10:45| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | fun | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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