2006年06月13日

〔movie〕パッチギ!

パッチギ!(2004年・日本)
★★★★☆

B0009G3F16パッチギ ! スタンダード・エディション
塩谷瞬 松山猛 井筒和幸
ハピネット・ピクチャーズ 2005-07-29

by G-Tools

世界は、愛で変えられる。

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グループ・サウンズ全盛の1968年。
京都府立東高校の空手部と、朝鮮高校の番長・アンソン一派は、
激しく対立していた。アンソンの妹で、フルートが得意なキョンジャ
に心を奪われた、東校の松山康介は、彼女が奏でる美しい曲が、
「イムジン河」という朝鮮半島に思いを馳せた歌だと、
音楽に詳しい坂崎に教えられる。キョンジャと親しくなりたい一心で、
康介は、ギターの弾き語りで「イムジン河」を練習し、朝鮮語の独学を始める。
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パッチギ!@映画生活
パッチギ!@allcinema

いやぁ、最後泣いてしまいました。
最近ダメなんですよね、
人が亡くなるシーンと子供が生まれるシーンって。

「パッチギ」という言葉の意味も知らずに見てしまいましました。
わたしはあまり暴力的な描写が好きではないので、
見ていて結構辛かったです。
だって、あんなにやったら死んでしまう。けど全然死なない。
おそろしく強い人たちばかりです。

時代は1960年代。
日本の高校生と、在日韓国人の高校生の対立と友情と恋を描いた物語。
見ていて引っかかったところが2箇所。

高校の先生が、毛沢東の言葉として
「戦争をなくすには戦争しかない」と言ったところ。
革命戦争をもって、反革命戦争を制す、だって。
つまり、目には目を、ってことでしょ?
言ったのが学校の先生じゃなければ、それほど気にはしなかったのかも。
でも、教える立場の人がそれを言うのはナシでしょ、と思います。
一理あることも認めるし、突き詰めれば正しいのかもしれない。
けど、別な方法を考えたいし、別な方法を考えるべきだと思う。
そうしなかったら、昔も今も、何も変わらないし。

それと、お葬式での一幕。
亡くなった在日韓国人の高校生と仲の良かった、日本人の高校生に
「おまえの顔なんか見たくない」と。
おまえは何も知らない。日本が韓国にどれだけの事をしたのか
全くわかっていない。そんなおまえの顔は見たくもない、と。

国籍が違うとはいえ、友達を無くした人に
そんな言葉をかけなくても、と強く思いました。
確かに、根深いものがあるのかもしれない。
仲間が亡くなって、やり場のない苛立ちを、たまたま
一番弱いその人にぶつけただけかもしれない。
でもね、子供には受け継いじゃいけないって、そう思うんです。
自分達が受けた屈辱、辛さ、あったかもしれないけど
それを子供に背負わせるのは、あまりにもかわいそうだと思います。
その子は日本にいながら日本人を嫌い、生きていくのでしょうか?
子供の幸せを願うのが親ならば、
争いのない世界を願うものなのではないでしょうか。
事実を教えることは大事です。
でも、一方的な意見を押し付けるのは間違ってる。
わたしはそう思います。

なんだかいつになく真剣に考えてしまいました。
うん、ただのコメディではない、ということですね。
posted by gako at 19:43| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | movie〔は〕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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